インテリアコーディネーターは、消費者のニーズを的確に読み取り、豊かな暮らしを実現するために、新しい生活様式を提案する仕事です。住まいのインテリア計画の作成、インテリア商品の選択のアドバイス、室内空間・環境のコーディネートなど、活躍の場は多彩です。確かな知識と技術で、快適なインテリア空間を演出し、壁紙・照明器具などインテリ商品を選ぶ。まさに、インテリアのプロフェッショナルです。
いま、日本の市場には多種多様な建材、インテリア商品があふれています。住まいに強いこだわりを持つ人も少なくありません。今後はトータルな住環境づくりのアドバイスができる専門家としてますます期待される職業です。

インテリアコーディネーターの就職先としては、住宅メーカー、リフォーム会社、家具・照明器具メーカー、内装設計・施工会社など、さまざまな分野があげられます。
また働き方が選べるため、結婚や出産でライフスタイルが変わる女性の一生の仕事としても魅力的です。

将来性が見込まれるインテリアコーディネーター。その募集に際して、「資格が必要」とする割合が7割以上と非常に高くなっています。 また「資格が必要」と答えている企業の98.8％が、求める資格として「インテリアコーディネーター資格」をあげています。インテリアコーディネーターの場合、仕事と資格がほぼ一体化しているといえます。

インテリア・住宅関連の受験者が過半数を占めますが、他業種などまったくの未経験者も多く合格しています。また、20〜30歳代を中心に年齢層は幅広く、どの世代でも合格できるチャンスがあります